Taiki の政治ブログ

若者にとって政治を身近なものにしたいと考えている大学生

【政治】維新の政策の根本。

Taiki です。

自分は東京維新の会が主催する維新塾に参加しているのですが、維新の政策について一般の人の理解が少ないなと思ったので今回はその中でも根本的な考えを載せます。

ちなみに僕は国政政党の中で維新を支持していますが、それも全て是々非々で評価しています。

共産党であろうが立憲民主であろうが良いと思ったら評価し、維新でもダメだと思ったらしっかりダメだと言います。
そしてデマは共産党に対するデマであろうと維新に対するデマであろうと嫌いなので訂正します。

もし自分が間違っていたら謝ります。

これが僕の政治に対するスタンスです。

さて、本題に戻ります。

「今の日本、皆さんにリンゴを与える事はできません。リンゴのなる木の土を耕し直します。」

維新の政策の根本はこれです。

既存の他の政党は、自民立憲共産れいわ新撰組国民民主もそもそも国民に対してリンゴを配ろうとしています。しかし、今の日本には国民全員にリンゴを配る余裕はありません。なので維新はリンゴのなる木をしっかり育てられるような社会を目指します。

「リンゴのなる木の土」をきちんと耕して、誰でもリンゴのなる木を育てられるようにしようという事です。

それは努力次第で甘くて美味しいリンゴになるかもしれませんし、努力を怠って世話をしなければ枯れてしまうかもしれません。

つまり、誰でもチャンスは平等にある社会を維新は目指しています。

土を耕してリンゴを育てる土台は国が保証しますが、その後は個人の自由。

そのまま成長に従って育てるのも良いし、ちょっと変わった育て方、変な飾り付けだってしても構いません。ただ、リンゴの木が枯れそうになった時には、また普通に育てられるようにサポートします

ここまで読んでくれた方は、新自由主義と維新の政策の違いがわかると思います。
維新はただ競争を促すわけではなく、しっかりとサポートしていきます。

自由に個人が選択でき、多種多様な価値観を認め合える社会を作っていこうとしているのが日本維新の会という政党です。

その為に必要なのは、「自助(自発的に自身の生活課題を解決する事)、共助(制度化された相互扶助の事 ex.保険)、公助(自助、共助では対応できない事に対して最終的に必要な生活保障を行う事)」の範囲と役割をきっちり明確化する事です。 

特に公助において、既得権益を排除して「真の弱者」を支援する事によってスタートラインに立たせてあげる事が大切だと考えています。

その為の政策として日本維新の会が掲げているのが維新八策です。

1.統治機構の作り直し(地方分権型国家、道州制の導入など)、

2.財政・行政・政治改革(スリムで機動的な政府など)、

3.公務員制度改革(公務員を身分から職業にするなど)、

4.教育改革(無償化、バウチャー制、教育行政改革など)、

5.社会保障制度改革(自立する個人を増やし、支える側を増やすなど)、

6.経済・雇用・税制改革(既得権益打破、人材流動化など)、

7.主権・平和・国益を守る外交・防衛政策(ODAの活発化、PKOなど積極参加など)、

8.憲法改正(96条-憲法改正発議要件を2分の1に、94条-地方の条例制定権の自立、9条改正の国民投票実施など)

世間からは維新は自民党の補完勢力だとか自民党の犬だとか思われていて、実際今までの国会を見ているとそう思えてしまう面もあるかもしれません。

しかし、決定的に違う面があります。

それは既得権益打破を目指しているという事です。

自民公明立憲国民共産社民などは全て既得権益の塊です。

彼らに大きな改革はできません。

維新は鉄のトライアングルに含まれていまない人達の為の政治をする、未来志向の改革政党、重んじるべき伝統は重んじ、意味のない時代遅れの問題はどんどんアップデートして、より時代に合った形に変えていく政党です。

抜本的な改革をしようとしたら維新にしかできないと思い僕は支持しています。

この記事を読んで、皆さんが少しでも興味をもってくれた人がいたら嬉しいです!

今回は以上です!

【歴史】【旅行】トルコ一人旅。ートルコは世界一の親日国?

こんにちは!

Taiki です。

 

2019年の夏休み、僕は約1週間程トルコのイスタンブールに1人旅してきました!!

トルコといえば100年前までオスマン帝国が存在し、一時期はヨーロッパを凌いで世界1の強国でもあったイスラーム国家です。

旅行について書く前に皆さんに1つ言っておきたいのが、学校の先生の中でもオスマン帝国の事を「オスマン=トルコ」「オスマン=トルコ帝国」という方がよくいますがこれは間違いなので皆さん気をつけて下さい!「オスマン帝国」と呼びましょう。(大学の教授が言ってた)※説明すると長くなりそうなので割愛

日本からトルコまでは約11時間程で行けます。今回はアシアナ航空を利用して仁川空港で乗り継ぎ、イスタンブール空港まで行きました。

これだけ離れていて文化も違う日本とトルコですが意外な友好関係で結ばれているのを皆さんは知っていますか??この機会に2つのお話を紹介したいと思います。

エルトゥールル号事件

時は遡る事129年前の1890年、、、
ヨーロッパ各国を回っていた小松宮彰仁親王オスマン帝国訪問に答える形で、スルタンのアブデュルハミト2世は司令官オスマン・パシャの一行を親善訪日使節として日本に派遣しました。彼らは日本で明治天皇から手厚い歓迎を受け、帰国の途につきます。しかしその途中、台風の影響や船の老朽化もありオスマン帝国の船は座礁、船員は海に投げ出されてしまいます。その中でも数人は陸まで辿りつき、現地の日本人(大島村の人々、現在の串本町)に助けを求めて必死の救助活動が行われます。結果的に69名は救助できたものの、努力も虚しく残る587名は死亡、あるいは行方不明という結果となってしまいました。大島村の人々は台風で漁へ行けず、食料も僅かで自分たちの生活も大変だったのにもかかわらず、生還したオスマン帝国使節の為に非常用のニワトリを供出するなど、生存者の救護に努めました明治天皇は可能な限り援助を行うよう指示し、日本の戦艦「比叡」「金剛」によって彼らは無事オスマン帝国へ送り届けられました。

皆さんはこのエルトゥールル号事件と呼ばれる事件を知っていますか?
トルコの歴史の授業では普通に習う内容らしいですが日本では全く習わないですよね。トルコに行った時も現地の人から何回もこの話をされました笑笑

この事件による日本人の献身的な救助によって、トルコ人は日本人に対して好印象を持つようになったといわれています。

また日露戦争における日本の勝利も重なり(※ロシアとオスマン帝国はロシアの南下政策によって何度も戦争をしているので仲が悪い)、オスマン帝国では子供の名前を、日露戦争の英雄になぞらえ、東郷平八郎の名をとって「トーゴー」、乃木希典の名をとって「ノギ」と名付けたそうです。

 

次はトルコが日本にしてくれた恩返しの話。

・イラン・イラク戦争における邦人救出

時は変わり、エルトゥールル号事件から100年ほど経過した1985年イラン・イラク戦争の真っ只中、、、
イラクフセイン大統領は、イランの首都テヘラン空爆を開始しました。さらに48時間後からイラン領空上を飛行する航空機を無差別に撃墜すると宣言しました。
各国の対応は早く、テヘラン空港には各国の特別機が集まり、自国民の救出にあたっていました。それに対し、日本政府の対応は遅れに遅れます。現地に残された日本人は215人。そしてイムリミットまであと10時間しかありませんでした。
もはや万事休すかと思われたそのとき、テヘラン空港に2機の特別機が到着しました。日本人救出のため、トルコ政府が派遣したトルコ航空でした。残された日本人すべてを救出し、テヘラン空港を飛び立ったのはタイムリミットの1時間15分前です。このときトルコ政府の外交筋は、この尽力の理由について聞かれた際、こう答えたといいます。
 「エルトゥールル号のお返しです」
駐日トルコ大使ネジャッティ・ウトカン氏もこう答えています。 エルトゥールル号の事故に際して、日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。私も小学生の頃、歴史の教科書で学びました。トルコでは子どもたちでさえ、エルトゥールル号の事を知っています。今の日本人が知らないだけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです。」

トルコさいこー!!

トルコとの友好関係の話だけで長くなってしまいましたが、日本とトルコにはこれだけ歴史的な友好関係があるのです!

そんなわけでトルコに行くと日本人にめちゃくちゃ優しい!

現地で友達もでき、毎晩ホテルまで車で送ってもらっていました笑笑

これはケバブ屋さんで撮った写真。お互い言葉はわからないけどめっちゃ良い人たちでした。

ターキッシュエアラインズのCAさんと友達になり、色々案内してもらいました!

 

そして何と言っても長年キリスト教世界の中心地であり、イスラム教の中心地でもあったアジアとヨーロッパの中間に位置する世界の都イスタンブール

歴史的遺産が多すぎる!

綺麗すぎる!歴史オタクにはたまらない…T^T

美術館をまわっていてもワクワクが止まりません!

世界三大料理の一つトルコ料理は絶品!!
肉が香辛料も効いていて美味い!

そしてここからちょっと真面目な話、、、

僕がイスタンブールの街を歩いてて気になったことが一つあります。

それはどこを歩いても国旗が掲げられているということです。

 

考えてみてください。日本で街を歩いていても国旗を見つける事って中々難しくないですか?

「トルコと日本の何が違うのでしょうか。」

 

トルコの方が愛国心が強く日本は愛国心がないから、というような上部だけの答えなら簡単にだせますが、僕はどうもそれだけではない気がします。

「何故トルコでは国旗が町中で掲げられているのか、何故日本では殆ど国旗を街中で見かけないのか。」について意見や自分なりの考えがある方はコメント欄やツイッターのリプで教えていただけると嬉しいです!

まあそれは置いといて、トルコ1人旅本当に充実していて人生の勉強にもなり(色々事件に巻き込まれたw)楽しかったです!是非人生で一度は皆さん行ってみて下さい!

 

今回は以上です( ̄▽ ̄)
最後まで読んでいただきありがとうございました!

【歴史】史学科の学生が百田尚樹の『日本国紀』を読んだ感想

Taikiです。

今回は大学で歴史学を学んでいる僕が、話題の『日本国紀』を読んだ感想を書きたいと思います。

まず最初に余談ですが、皆さんは「紀」と「記」の違いを言っていますか?

中学生なんかは『古事記』『日本書紀』の漢字を間違えがちですが、しっかりと意味を抑えておきましょう。

「記」は、日記、記録などといった熟語からわかるように、出来事をそのまま書き残すときに使います。

「紀」は、風紀、紀行などからもわかる通り、流れや規則を表すときに使います。

ここで古事記を呼んだことがある人なら、「あれ、古事記ってほぼ神話みたいな話じゃなかったっけ?」て思いますよね。その通りで古事記は神話的な、事実ではない歴史を含んでいます。しかし、天皇の神格化のために「この話は歴史的な事実ですよ」という意味を込めて「記」が使われています。

逆に日本書紀は文献を調べ、調査した歴史に基づいて順序だてて作られているので「紀」が使われているのです。

つまり今回のテーマにもどると、『日本国紀』は「文献を調べ、調査した歴史に基づいた歴史書である。」ということを作者の百田尚樹さんは伝えようとしているのですね。さあどうなのでしょうか。

僕が『日本国紀』を読んでまず思ったのは初っ端から主張に矛盾があるということです。

この本は最初から最後まで「万世一系天皇素晴らしい!」という主張に終始しています。しかし途中で、「多くの学者が継体天皇の時に、皇位簒奪が行われたのではないかと考えている。私も十中八九そうであろうと思う。」と書かれています。

え?

万世一系じゃないじゃんwww

せめて、「王朝交代は起こったものの、継体天皇の時代から現代まで続く天皇家は歴史と伝統があって素晴らしいものだ。」という主張に変えるとか、そもそも王朝交代を否定するかしてくれないと話の整合性が取れないです。

大学のレポートであればこの時点で百田さんは単位を貰えなさそうですね。w

歴史的な記述の面で突っ込みどころは他にもたくさんありますが、僕が一番気になったのは参考文献が一冊も挙げられていないことです。レポートや論文を書いた際に参考文献を挙げなければならないのは大学生でも当たり前のことです。またどこかの論文や専門書から引用した部分は注を付けなければなりません。

ツイッターでこれだけイキれるんだったら参考文献の1つや2つ載せて欲しいですね。
事実と言いながらもそれを検証したり研究したりした論文も研究書も載せていないようでは何も信じられません。小説家なので妄想だけは得意なのでしょうか。

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こんな大学生でも当たり前のことすらできていないのに「日本通史の決定版!」などと世迷言をのたまっていては呆れてしまいます。

百田尚樹さんの支持者の中には、「本能寺の変があった、というのが事実である以上いちいち参考文献なんかいらない。百田さんの書いていることは事実なんだから参考文献なんて載せる必要がない。」(だいぶ前に見たツイートなので詳しくは覚えてないですがこんな内容)と言って熱烈に支持している方もいましたが、全くもって意味不明ですよね。

そのひとのアカウント見たら日本第一党支持者でした笑

本能寺の変については誰でも知っている事実なので詳細について記述しない限り参考文献は不要だとしても、百田尚樹さんはただ『日本国紀』で自分の政治的主張をごり押しして自己満足しているだけです。

もし彼の主張に正統性を持たせるのなら、先行研究や参考文献をしっかり挙げて根拠を示してくれなければただの妄想本、歴史小説に過ぎません。

別に歴史小説としてお話を楽しむだけならここまで叩かれずに済んだと思います。しかし通史の決定版などと謳っておいてアレでは、何度読んでも根拠が曖昧な百田さんの考えの押し付けにしか感じず、読んでてツラかったです。
もう二度と読まないので中古で売ろうかな。

 

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
面白いな、タメになったなと思った方は投げ銭お願いします!

 

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【歴史】初心者が世界史を学ぶ際におすすめの書籍

Taiki です。

僕は普段から「歴史を勉強しろ!」「世界史すら勉強していない奴らは政治を語る資格はない!」とか強気の発言をしていますが、歴史が苦手な人にとっては正直どう学んで良いかわからないですよね。笑

僕自身も英語が中学の頃からずっと苦手で、高3になっても偏差値50前後だったのですが、苦手なものっていくら勉強しようと思ってもモチベーションが上がらないし、毎日続かないのはよくわかります。

僕は世界史好きが高じて世界中を旅したいなと思い、最近はなんとかモチベーションを保って英語を勉強していますが…。

という事で今回は世界史初心者や歴史が苦手にもおススメの書籍を2冊紹介します!
というか、世界史をまだ勉強した事がない人には無条件で読んで欲しい本です笑笑

1.『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』山崎圭一

対象: 世界史初心者、高校1、2年生

 

こちらは現役の公立高校教師YouTuberが書き下ろした一冊です。

僕自身、高校の頃はこの本の著者であるムンディ先生(YouTubeの名前がヒストリア・ムンディだったので皆そう呼んでた)の授業をYouTubeで見て世界史と日本史の通史を勉強していたので彼が本を出すと知って真っ先に買いました。因みにもちろん本人と面識はありません笑笑

そして、この書籍の特徴はなんといっても、年号が一切登場しないという事です。

そのかわりにそれぞれの出来事の因果関係がわかりやすくまとめられており、物語のようにスラスラと読む事ができます

つまり従来の社会科目のような名称の丸暗記でなく、出来事が関連づけて記載されているのでタイトル通り読んだら忘れられないようになっています笑

世界史が全くわからないけど、政治や世界情勢を理解する上で歴史を学びたい人に是非最初に読んで頂きたい一冊です。

ちなみに日本史バージョンもあるので日本史を勉強したい方もオススメです。

 

2.『世界史で読み解く現代ニュース』池上 彰、増田ユリヤ

対象:社会人、実際に身近な現代の問題に至る過程を知りたい人

こちらはあの有名な池上彰さんと、高校の世界史教師だった増田ユリヤさんの共著です。

先程の『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』は現代との繋がりというよりも「世界史」という歴史にフォーカスした一冊ですが、これは世界史を学ぶというよりは現代を理解するために世界史を使うという感覚です。

世界史を全部やってる暇なんてどう考えてもないという人や、実際に今ニュースになっている部分だけをしっかり理解しておきたいという人は読むべきだと思います。

 

以前もnoteで書きましたが、現代を知るには世界史の知識は必須です。

この本には、今も緊張が続いている尖閣諸島問題や、それに関連する法整備など日本人が知っておかなければならない知識も多く書かれています。

また、オスマン帝国ウクライナ問題やイラク問題との関係性など世界史を学んでいないと理解できないような事も丁寧に解説されており、世界史が全くわからないような人でも気軽に読めるのではないかと思います。

このように、歴史を学ぶということは現代を知ることにも繋がるというのがよくわかるような本です。

よく何か本を探している時にネットを調べると、オススメ7選や10選など沢山の選択肢が提示されていますが、僕のオススメは以上の二冊になります。

世界史初心者には是非読んで頂きたいです。

特に時間のある方には山崎先生の『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』を読んでほしいです!まじで今までの歴史に対する苦手意識が吹っ飛ぶくらいわかりやすくて面白いと思います!

また中、上級者向けの書籍や僕が普段読んでいる専門書も機会があれば紹介していく予定です。

今回は以上です!

【政治】特別自治市ってなに?

Taikiです。

今回は横浜市川崎市などが目指している特別自治市について書きます。

特別自治市とは、大都市が一元的・総合的に行政サービスを提供できるように事務権限とその役割に見合う自主財源を制度的に保障する大都市制度です。

大阪都構想大阪府と行政が二重になっている大阪市を廃止して都に一体化し、その内部に特別区を設置する構想ですが、特別自治市は、大都市と二重になっている府県を廃して市と一体化する構想で、横浜市が先頭になって実現を目指しています。

簡単に言ってしまえば、横浜や川崎は特別自治市になると神奈川県から独立するという事になります。

これにより、府県と政令指定都市の二重行政、縦割り行政による複雑な住民サービス、不透明で複雑な税金制度が一元的に処理され、大幅に無駄が省かれます。

地域の個別の事情もあるので都構想と特別自治市のどちらが優れているのかは判断が難しいところです。

しかし、大阪は大阪都という一つのまとまりとして東京都に並ぶ巨大な日本のエンジンとなり、副首都として機能する事が望ましいので東京の様な都市を目指す都構想が相応しく、対してその他の政令指定都市市として一つ一つが各地でエンジンとなり、府県から独立する事によって二重行政の弊害なく機能でき、発展が望めます。

特別自治市は基本的に道州制をセットで考えており、既に形骸化している府県から、それよりも広域的ながとってかわり、その下に強い権限を持った市があるべきだと考えています。

今の47都道府県は交通手段が馬、徒歩、船の時代(1890年)に設定されましたが、現在は交通網、情報通信技術などの発展によって経済圏がかなり拡大しています。

これらの発展に伴い都市制度も変化していかなくてはならないのです。

2000年の地方分権改革を経て、自民党政権民主党政権時に一時期高まった地方分権道州制の機運ですが現在は展望が見えてきません。

大阪、横浜、川崎、神戸、名古屋など都市間で協力する事によって道州制の導入に向けて拍車をかけていって欲しいものです。

今回は以上です。